- 当社は明治35年(1902)市内の米穀問屋、肥料問屋等の有力者により創業され社名を沼津倉庫株式会社と称し米雑穀類、肥料等の保管を主業務として沼津駅前において営業を開始致しました。
- その後大正9年(1920)に政府の免許を受けた当地方唯一の専門倉庫として形態を充実。
- 昭和2年都市計画によって施設を本社現在地に移転し、漸次一般商品の保管も行うようになり、業容を整えて来ました。
- この間地域の有力者和田伝太郎が社長となり、大正12年7月には、初代沼津市長に就任いたしました。
- その后、昭和18年現社長の祖父永倉進が社長に就任いたしました。
- 大戦中当社の施設は全面的に戦火を蒙りましたが、終戦と同時に復興に着手し、逐次増資を重ね、倉庫の増改築、設備の近代化に努め会社の基礎を確立しました。
- 昭和26年資本金を1、000万円とし、沼津港において営業中の沼津港運送株式会社及び沼津通運株式会社の2社を買収併合して新たに通運事業並びに一般区域貨物自動車運送事業・内航海運取扱業の免許を受け、経営を立体総合化して近代物流会社としての地歩を固めました。この機に社名を沼津通運倉庫株式会社と改称しました。
- 昭和30年現社長父永倉芳郎が社長就任。以降優良得意先のご愛顧を戴き近代的倉庫施設(一部低温倉庫)の増改築、車両の充実、ケミカルタンク群の建設及びローリー車の増車等通運、海運、倉庫、自動車による一貫輸送体制を整え、県東部地区における代表的物流会社として、信用第一をモットーに今日に至っております。